●●●不動産関連ベストセラー作家大集結!
マンションの「良好な居住環境の確保」を目的にする、『価値住宅株式会社』という少し風変わりな名前の会社があります。東京都を中心にして、「不動産事業」「住宅・リフォーム事業」「住宅管理事業」などを展開。本社を東京都渋谷区に置き、高橋正典氏が代表取締役を務めています。
同社は2022年5月19日(木)に、「不動産関連ベストセラー作家大集結!特別無料講演開催」『累計60万部の著者が語る〜不動産マーケットの変化〜』と題するイベントを開催しました(オンライン形式)。
●●●パネルディスカッションの登壇者
上記イベントの「パネルディスカッション」に登壇したのは次の3名です。
◆武蔵野不動産相談室「代表取締役・畑中学(はたなか おさむ)氏」
主な著書
『不動産の基本を学ぶ(最新版)』
『不動産の落とし穴にハマるな!』
『家を売る人買う人の手続きがわかる本』(かんき出版)
『図解即戦力 不動産業界のしくみとビジネスがしっかりわかる教科書』(技術評論社)
『はじめて不動産でお金を稼ぐ』(秀和システム)
『お金持ち入門』(実業之日本社)
◆住宅ジャーナリスト&マンショントレンド評論家で、オフィス・日下部の代表者
「日下部 理絵(くさかべ りえ)氏」
主な著書
『マイホームは価値ある中古マンションを買いなさい!』(ダイヤモンド社)
『60歳からのマンション学』(講談社)、
『「負動産」マンションを「富動産」に変えるプロ技』(小学館)、
『すみません、2DKってなんですか?』(共著/サンマーク出版)
◆価値住宅株式会社「代表取締役・高橋正典(たかはしまさのり)氏」
主な著書
『決定版プロだけが知っている中古住宅の買い方と売り方』(朝日新聞出版)
『マイホームは中古の戸建てを買いなさい』(ダイヤモンド社)
『知識ゼロからの賢い家の選び方』(幻冬舎)
(注)「画像」は 以下のウェブサイトから引用
URL<https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000017114.html>
●●●不動産関連ベストセラー作家の調べ方
上記のイベントに対する関心は、人によって様々でしょう。私が興味を持ったのは「不動産関連ベストセラー作家大集結!」という表記です。
さて、「不動産関連ベストセラー書」を調べるためには、インターネット書店のAmazon(アマゾン)で、「本」を選択して、キーワード欄に「マンション投資」と入力。そしてカスタマーレビューで「★★★★以上(4つ星以上)」を選択するのが早道です。
「4つ星以上」というのは、分かりやすくいえば、「書籍の購入者が、この本は80点以上の出来映えと判断した」という意味です。「平均点が80点以上の本」なら、ほぼ確実に書籍の購入者を満足させてくれるはずです。
そして、最も望ましいのが「★★★★★ (5つ星)」、すなわち「100点満点の本」に巡り会うことです。
●●●Amazon検索の結果
◆1位「かぼちゃの馬車事件〜スルガ銀行シェアハウス詐欺の舞台裏」
2021年10月18日発行
著者「冨谷皐介」
評価「250人全員が5.0★と判断」
◆2位「正直不動産・第10巻(全14巻中の第10巻 )」 (小学館・ビッグコミックス)
2020年12月25日発行
著者「大谷アキラ、夏原武、他」
評価「480人の判断を平均すると4.5★」
(注)「画像」はamazonの下記ウェブサイトから引用
URL<https://www.amazon.co.jp/正直不動産-10-ビッグコミックス-大谷-アキラ/dp/4098607964/?_encoding=UTF8&pd_rd_w=hptL1&pf_rd_p=09fc5329-add5-4943-82f6-96f98cfdada8&pf_rd_r=9B1F86TMW9KSACGXSKCT&pd_rd_r=119bcc77-a962-4f27-b776-81f927dc80a4&pd_rd_wg=ZXFke&ref_=pd_gw_ci_mcx_mr_hp_atf_m >
◆3位「空室対策 打ち手大全」
2022年3月11日発行
著者「尾嶋健信」
評価「17人が5.0★と評価」
◆4位「負動産」マンションを「富動産」に変えるプロ技」
2019年2月20日発行
著者「日下部 理絵」
評価「23人が5.0★と評価」
◆5位「江副浩正」
2017年12月19日発行
著者「馬場マコト、土屋洋」
評価「166人が4.5★と評価」
◆6位「正直不動産・第1巻(全14巻中の第1巻 )」
2018年1月12日発行
著者「大谷アキラ、夏原武、他」
評価「1027人が4.5★と評価」
◆7位「ハーバード式不動産投資術資産26倍を可能にする世界最高峰のノウハウ」
2021年2月17日発行
著者「上田真路」
評価「270人が4.5★と評価」
◆8位「カモ マンションを背負ったカモにならないために」
2020年10月18日発行
著者「楠本 公哉」
評価「11人が5.0★と評価」
◆9位「自宅・投資用・相続 損しない不動産売却」
2022年3月4日発行
著者「斉藤 英志」
評価「25人が4.5★と評価」
◆10位「正直不動産・第14巻(全14巻中の第14巻 )」
2022年3月30日発行
著者「大谷アキラ、夏原武、他」
評価「144人が4.5★と評価」
ベスト10ランキングには、「正直不動産シリーズ」が2位、6位、10位と3冊も入っています。「正直不動産強し‼ ‼ ‼」という感じですね。
※注「Amazon検索」の結果は、検索した日時によって異なってきます。上記の検索は2022年5月中旬に実施したものです。
●●●NHKテレビでもドラマ化
「正直不動産」は、第1巻が2018年1月12日に発行。第14巻が「約4年後」の2022年3月30日に発行です。そして、今回の検索では、そのうち第1巻が6位、第10巻が2位、第14巻が10位にランクされていました。見事なロングセラーですね。
この「正直不動産シリーズ」は驚いたことに、ドラマ化されてNHKテレビでも放送されています。
(1)「嘘(うそ)がつけなくなった不動産屋」
初回放送日:2022年4月5日
(2)「1位にこだわる理由」
初回放送日:2022年4月12日
(3)「信じられるパートナーとは」
初回放送日:2022年4月19日
(4)「いい部屋の定義」
初回放送日:2022年4月26日
(5)「優しい嘘(うそ)」
初回放送日:2022年5月3日
(6)「仕事をする理由」
初回放送日:2022年5月10日
(7)「過去の自分と今の自分」
初回放送日:2022年5月17日
詳しい情報は、つぎのURLでどうぞ。
URL<https://www.nhk.jp/p/ts/5GKZ6NXYVM/?cid=jp-g-blog-g_1txst6a6-link01>
(注)「画像」はNHKの上記ウェブサイトから引用
細野 透(ほその・とおる)
建築&住宅ジャ─ナリスト。
建築専門誌『日経ア─キテクチュア』編集長などを経て、2006年からフリ─ランスで活動。東京大学大学院博士課程(建築学専攻)修了、工学博士、一級建築士。
著書に、『建築批評講座』(共著、日経BP社)、『ありえない家』(日本経済新聞社)、『耐震偽装』(日本経済新聞社)、『風水の真実』(日本経済新聞出版社)、『東京スカイツリーと東京タワー』(建築資料研究社)、『巨大地震権威16人の警告』(共著、文春新書)、『謎深き庭 龍安寺石庭』(淡交社)など。