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住まいサーフィン編集部

[第66号]都下(23区以外)ではお部屋を選ぶ時はどんな間取りを選ぶと良いの?:住まいサーフィン編集部によるマンション知識

2016年08月12日

今回は、東京都下(東京23区以外)の賃貸物件について考えてみましょう。

東京都下で部屋選びをするとき、どんなことに注意して選ぶと良いのでしょうか?

東京都下で賃貸物件を探す場合

東京都下である都内26市、5町、8村で出た賃貸マンションの募集データを間取りと築年別に集計したのが下記グラフです。

*データ提供元:住まいサーフィン(調査期間:2015~2016年)
*グラフの単位は東京23区の間取り分布関西の間取り分布に合わせてあります

一人暮らし用の賃貸物件を探す場合、都下でも一番選択肢が豊富なのは1Kになります。
東京都全体では関西6府県と同程度の賃貸市場規模ですが、物件は23区に集中しています。 面積的にはさほど違いはありませんが、物件数において23区と都下26市の差は大きいと言えます。

もちろん、家賃の差はありますが、勤務先や学校が23区であるならば、 最初から都下限定で部屋を探すより23区内も選択肢に入れて考えましょう。

2人以上で暮らす場合では、2K以上の部屋数も多いとは言えません。た、23区や近畿圏に見られたような1LDKの築年の偏りもほとんどありません。ですから、どうしても東京都下など郊外に住みたい場合は、戸建賃貸も選択肢に入れるべきでしょう。ただ、戸建賃貸はどうしても面積が広い=家賃も高いという傾向があるので、同程度の家賃の23区内の物件の方が利便性は高いと言えそうです。

Author:いちご 先生 (住まいサーフィン編集部員)

ファイナンシャル・プランナー1級、宅地建物取引士など