編集部厳選!マンション知識最前線!? 不定期
住まいサーフィン編集部

[第149号]マンション購入の失敗ランキング、第1位は・・・: マンション購入の失敗ランキング 2016年版

2016年09月22日

先輩マンション購入者から生の声をもらった「実録!マンション購入の失敗談」。果たしてどんな失敗が多かったのでしょうか。1位から5位まで、ランキングでまとめてみました。マンション購入の失敗、第1位は?!これからマンションを購入する人、同じ失敗を体験した購入者の両方にとって参考になるような「お悩み別対策」もお伝えしていきます。

マンション購入の失敗、第1位は騒音

マンション購入前に失敗を防ぐ対策は?

マンションの上下階や隣から聞こえる子供の声や生活音

音に関するトラブルでは、上階に住む子供の走る音や生活音に悩まされているという声が最も多く挙げられています。新築マンションの場合、防音対策はバッチリだと思って入居した人も多いようですが、がっかりしたという話がたくさんありました。中古に限らず、音問題はマンションにはつきものと考えたほうがいいでしょう。特に新築マンションは実物を確認できないので、事前に防音設備について調べておけばよかったと後悔する人が多いようです。
最上階の人は上階の音で悩まされることがないせいで、音に無頓着で、その下の階の住人はいつも苦しめられているという話や内覧可能な中古マンションであっても、昼間はわからなかったが、夜になると上階の子供の音が非常に気になったという声がありました。
逆に、音にウルサイ隣人に頻繁に注意され、防音設備の甘いマンションを選んで失敗したと感じる人も。特にマンションでは、振動音(飛び跳ねたり、ドアなどを閉める音)が気になるケースが多いようです。

上の住人が部屋を売り、新たな家族が引っ越してきたら、子供が走る音やピアノの騒音、そしてトイレの音がすごいことに驚きました。最上階の1つ下に住んでいるのですが、最上階の住人は上階の音に悩まされることがないので、どれだけ音が響くかが分からないようです。もっと下の階にすればよかったと後悔しています。

引用:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=1

上に小さいお子さんが住んでいるようで走り回っている時のドタバタした音が響いていたので少し失敗したなと思いました。見学に来たときには昼間でしたが、昼間は外出されているようで気付きませんでした。夜にドタバタした音が響いているので、夕方や夜間にも一度見学をしてみればよかったなと感じました。

引用:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=49

壁や床の構造をチェック!

二重床と呼ばれる床の二重構造は、リフォームのしやすさから現在主流になっていますが、下の階への音の伝わりを軽減する効果も期待されています。選んだマンションが二重床なのかどうかのチェックと同時に、重量衝撃音(飛び跳ねたりしたときの重い音)対策には、床板の厚さであるスラブ厚を調べることも大切。厚さは厚ければ厚いほど遮音性が高く、300mm以上が望ましいと言われています。また、隣の部屋からの空気伝搬音は戸境壁の厚さと構造が関係しています。壁の厚さは180mm以上が一つの目安です。音の感じ方は人それぞれと言われますが、数値での確認が安心材料になるのも事実。マンションの資料に書かれている場合が多いので、是非チェックしておきましょう。

上下階、隣の間取りをチェック!

隣接している部分の生活音が気になるという声が多くありました。古いマンションでは隣や上のトイレの流水音が響くケースがあるため、水周りの位置は要チェック。

ファミリー向けマンションか単身向けマンションか?

どんな人たちが住むマンションなのかを調べることも大切です。自分たちのライフスタイルに似た生活をしている人が多く住むマンションのほうが、感じる音ストレスが小さいようです。

マンション購入後の対策は、消音マットでトラブル回避!

残念ながら、購入後となると出来ることはほとんどありません。音を出す側のエチケットとしては、市販されている消音マットを敷くことで、子供が走ったり、飛び跳ねたりする音を軽減することができます。

周辺から聞こえる様々な騒音

意外に多かったのが、周辺から聞こえる音に悩まされているという話でした。駅近マンションでは便利な反面、電車や車の音がウルサイというお悩みもあります。
また、休日は静かなのに平日がウルサイ、昼間は大丈夫なのに夜中はウルサイなど日時で変化することも。
また、夜になるとマンション近くに若者が集まって騒ぐ音が気になるという声や近くのスナックからカラオケの音が響き、売却を検討しているという人もいました。

駅に近すぎて線路からの騒音が年々我慢できなくなってきたのです。おまけに幹線道路に沿っているため、片側2車線の道路からは車の騒音もひっきりなしに聞こえてきます。

引用:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=6

特に平日ですが、車の音など周辺の騒音にびっくりし、失敗したと思いました。現在の住まいを購入するにあたり、仕事が休みの週末に環境調査などを行っていたのですが、土日はさほどうるさくも無かったので、まるっきり安心していました。甘かったです。

引用:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=39

窓側が幹線道路沿いのため、夜中に交通量が多くて大変うるさいことがわかりました。内見をしたのは昼間だったので、夜の雰囲気はわかりませんでした。

引用:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=91

下見に行ったのは昼間だけだったので気づかなかったのですが、いざ住んでみて夜になると、近くのスナックからのカラオケの音が耳障りで、改めて売却・引越しを考えています。

引用:https://www.sumai-surfin.com/k/201512/shikujiriFudousan/article/?id=149

内覧は色々な時間帯に

昼間が多い内覧ですが、夜の顔も是非確認しておきましょう。新築であれば、現地に足を運ぶことが大切。休日だけでなく、平日にも行っておきたいものです。

ネットの評判もチェック!

中古マンションであれば、ネットにはマンションに関わる様々な情報が載っている可能性があります。特に周辺の騒音などは話題に挙がることが多いようです。周辺騒音に関しては、購入後に出来ることはありませんから、インターネットを駆使して、事前の情報収集を怠りなく!