子どもが巣立った後の一戸建て、部屋数を持て余して維持も大変！

3人の子がいるシングルマザーです。住み心地が良く何年も過ごした団地でしたが、家賃の支払いがキツく、県営団地に引っ越しました。県営団地は家賃が安かったのですが、まさに穴倉のような生活。一日中陽は当たらない、部屋の大半をコタツが占めて移動も困難でした。子供達は中学生、高校生と育ち盛り。近隣の環境も悪く、干していた洗濯物が盗まれたり、原付バイクは2回盗難にあうなど、とにかく最悪の日々を過ごしていました。穴倉から脱出することだけを考え転職し、住宅ローンを組むために再就職して３年頑張りました。その後は、とにかく物件を見て回る日々…。駐車場、住宅ローンに加えて月々管理費等かかることを考え、中古一戸建てに絞りました。結局、日当たりと住みやすさ、価格、近隣の状況などを考慮し、今の住居に決めました。一軒一軒が独立した感じで駐車場も広く、とにかく日当たりが良かったのが決め手となりました。

子供たちに負担をかけたくなかったため、何かあったときも返済出来るように月々の支払いを少なくして、８5歳までの借り入れにしました。負担は少ないのですが、残債は全く減りません。そして、3人いた子供達は次々と独立。嫁には行かない、ずっと一緒にいると言っていた娘も妊娠、結婚しました。喜ばしいことですが、1人で3LDKは広すぎます。その間に、身体を壊すというアクシデントもおきました。

将来を見据えて購入すれば良かったと思います。いずれいなくなることは分かっていた子供たちですが、巣立ったあとも帰ってこられる家があれば、と当初は考えていました。ただ、実際いなくなると、空いた部屋は寂しいし、掃除も困難。もともと古かったため、水回りの問題なども出てきています。どうせ85歳までローンを組むのなら、もう少し高くても、小さい新築を購入すれば良かったと思いました。子供達の家への想い入れも多少変わったようです。1人だと尚更、維持するのがだんだんキツくなります。