住んでからわかった雨漏り、修理費は出ない！

私は長男で、少し古いのですがまだ十分に住むことができる実家もあったので、住宅の購入は選択肢にありませんでした。ただ結婚した妻が、周りの友達もみんな家を買っていたため自分も欲しくなったようで、時間を見つけては内覧にいっていました。そのうちに、今の中古物件を見つけて一目惚れしました。熱く説得されているうちに私もその気になってきて、親にも相談したら、贈与をしてくれるとのことだったので購入を決めました。

私は会社の役員なのですが、源泉徴収＋会社の三期分の決算書を持ってきてくださいと不動産会社の担当者に言われました。提出したら、この決算内容なら全く問題ありませんと言われて、そのまま35年でローンを組みました。役員だと個人の収入よりも会社の決算内容のほうが重要なようです。

内覧しているときは全く気づかなかったのですが、住んだ後に大雨が降るとサッシ周りから雨漏りする箇所があることがわかりました。不動産会社に問い合わせたところ、「中古物件については現状渡しとなるので、修繕はお客様でおねがいします」とのこと。そんなことは雨が降っている時に内覧しないと分からないことなので、あまりにも無慈悲だなと思い、折角のマイホームに文字通り水をさされた気分になりました。