神奈川県横浜市港南区にお住まいの先輩ママに、0歳のお子さんが認定こども園に入園した際のことをお話していただきました。
早めに職場復帰することで、無事入園
新卒からずっと務めている企業で、子どもができても働きたかったからです。近くに祖父母はいますが、一番手がかかる時期の保育をお願いするのは過酷すぎてできず、信頼ができる園で楽しく集団生活をしてほしいと思いました。保育園は、入りにくいと感じました。特に１歳児クラスへの入園に関しては、園の先生方にも「0歳児以外は、宝くじがあたるレベルの競争率」と言われ、第一希望の園に入れない危険な橋を渡るくらいであれば、早めに仕事復帰をし、０歳児クラスから確実に入れる道を選ぼうと思いました。それでも全員入れるわけではないので、決定までとてもヒヤヒヤしました。区役所の方は親切で丁寧ですが、最終的に自分の希望をかなえてくれるわけではありません。（便宜を図ってくれる行政の方が、不公平でイヤですが…）現状やルールを確認することはできますが、納得いく保育園を選ぶための覚悟を自分が持てるかどうかだと思います。悪い点といえば、子育て支援という名目で余計なお節介や介入が多いのは、面倒に感じます。虐待などを根絶するために必要であることは心得ていますが、子育てに「ふつう」や「標準」はないので、マニュアル通りのものの押しつけは迷惑と感じました。
子どもが、先生、お友達が大好きなのが嬉しい！
想像と違ったことは、特になく、希望していた保育園だけに、大変満足しています。一部働いているのかいないのかわからないようなお母さんたちがいるので謎ですが、こども園のためいろんな枠があるのかと思います。コロナ渦で一気に保護者会や参観などオンライン対応に切り替えたスピード感には驚き、さすがと感じました。困ることは、感染症やケガなどに敏感なところがあり、あせもでも湿疹では？と言われ、病院の受診を強く勧められ、受診しないと登園できないところ。先生の年齢層が若いため、経験が増えれば、「危険レベル」を身につけられると思うのですが…。良い点は、先生方の対応がとても丁寧で、どんなことにでも真摯に耳を傾け臨機応変に対応してくれるところ。皆さん感じがよく、毎日気持ちよく過ごしています。また、何より子どもが毎日園に行くのが楽しみで、先生もお友達も大好き！というのが伝わってきます。ときどき自分の子どもが私にとても優しい言葉や優しい接し方をするときがあり、先生が園でこうやって接してくれているんだ、と感じるときに言い知れない感謝を感じます。良くないルールは、トラブル防止のため保護者間のLINEグループの作成などを禁じていて、他の保護者の方との連絡もすべて園を通して、となっている点。もう少し自由でもいいのかなと感じます。入園前の準備は、保育園にもっていかなければいけないグッズを洗い出し、準備しておくこと。お昼寝セットやパジャマなど、トイレトレーニングが始まるとおもらししてしまったときに洗い替えが間に合わないときがありました。2セットくらい用意しておけば焦らずに済みます。
重責を担う母親の負担が軽い園を選んで！
たまには一人でゆっくりお風呂に入らせてもらったり、休日に一人時間をもらうことです。平日は出社するので、同僚とのランチを楽しんだり、社内での懇親会で飲みに行ったりとリフレッシュできますが、コロナで会社に行けなくなった際はそれが一切できず、大変ストレスを感じました。父親は、あくまでも子育てについては「お手伝い」の感覚が抜けず、その先に何が起こるかまで考えて行動しないので、結局家事などやってもらっても手間はたいして変わらないという事態に陥り、残念です。我が家は子供が４人いるのですが、３人目まではとんでもなく昭和の仕事人間、一切の家事子育てをやらないというタイプでしたが、４人目にして孫目線で子どもの面倒を見るようになり、そこはとても助かっています。保育園決めはとても重要です。納得いくまで調べることをお勧めします。保育内容や教育方針、ブランドなども大事かもしれませんが、一番大切なのは自宅から近いかどうか、先生の質がどうかだと思います。雨の日も台風の日も送迎があります。遠いと大変です。毎日のことなので、親が負担なく過ごせることを重視して探してみてください。何かあったときに大変なのは、たいてい母親ですから…。母親が気持ちよく感じる園が子どもにとってもベストだと思います。
