東京都葛飾区にお住まいの先輩ママに、3歳のお子さんが私立認可保育園に入園した際のことをお話していただきました。
行政は、事務的に割り振っているだけ
3歳になったらパートで働き、徐々に仕事を増やしていこうと計画していたので、幼稚園ではなく保育園を利用したいと思いました。ただ、「1歳児、2歳児は激戦でフルタイムでも入園できないこともあるから、パートでは無理」とママ友から話を聞いていたので心配でした。実際には、希望した3歳児の入園は幼稚園に転園する子も出てくるので、第3希望くらいまで埋めておけばパートでも入れないことはない、といった感じでした。入園の選考は個々の事情などは考慮されず、ただ点数だけで事務的に割り振られている印象です。一時保育を行っている保育園が増えているのは良いことだと思います。
セールのとき子ども服をたくさん買っておけばよかった…
意外だったのは、下の子が生まれた後の育休中も上の子を保育園にそのまま預けられること。とてもありがたいことではありますが、専業主婦で家で子供を2、3人見ている方もいるので、一度保育園に入ってしまえば有利だなと感じました。困ったことは、風邪が治る暇がないほどひき、それが私にもうつってしまい、入園後1年くらいは親子で年中風邪をひいていたこと。親の方がひどくなってしまうこともあり、困りました。先生方は、 子供の咳鼻水が多く預けるのが後ろめたいような気がする時も、慣れっこのようで嫌な顔1つせず「大丈夫ですよ!いってらっしゃい」と明るく声をかけてくれて、嬉しかったです。悪い点は、少し気の強い口うるさい感じの親御さんに、過剰に丁寧な対応をしていると思ったことがありますが、そのくらいです。良いルールは、3歳以降は生活リズムをつけるために、親の仕事に関係なく朝9時前の登園が勧められていること。幼稚園のようにある程度規則的な生活を考慮してくれているので、良かったと思います。残念だと思ったのは、おむつの持ち帰りルールです。保育園生活では、園内置き用や予備の服など思った以上にたくさん洋服が必要でした。慌てて買い足したので、セールの時にまとめて買っておけばよかったと思いました。
子どもにとってストレスのない園を選んで!
仕事を始めてから、お昼休みが自分のための唯一の時間で、座ってご飯を食べられると言うだけでもぜいたくな時間でした。その時にコンビニスイーツを食べるだけで充分自分へのご褒美になっていました。夫は当時単身赴任だったため、育児分担が出来ませんでした。自宅に帰ってくる時はベッタリ子供といてもらうことを一番に考えていました。保育園は子どもが長い時間過ごす場所なので、子供にとってストレスの少ない環境であることが何より大切です。最近では幼稚園のように特色を出した保育園も増えているので、たくさんの園を見学し、そこで過ごす子供を想像して、ここにいてほしいと思える園を見つけてください。