深夜におこる居酒屋の騒音に気が付かず、とほほ

これまで夫の転勤でずっと賃貸に住んでいたのですが、歳も歳なのでそろそろ居を構えようと思い、マンション購入を検討。駅から近いという利便性、日当たり、間取りなどが気に入り、購入を決めました。マンション自体には特に問題はありませんでした。昼間に何度も見学し、大きな駅が近いわりには静かでしたので、その点が一番気に入りました。担当の不動産の方も便利なのに静かということは強調していたと思います。しかし、一転夜になると隣の居酒屋にあるダクトの音がうるさく（煙も結構出ていました）、深夜になると酔っぱらいの声も聞こえてくるなど決して静かな住環境とは言えず、終の棲家にするにはとんでもない場所だと気づいたのです。その後別の場所にある新築マンションに買い替えました。幸い同じ不動産の方が親身になって探してくれ、今度は昼夜問わず何度も訪れて決めました。やはり昼と夜の顔は時に違うということ、そしてどうしても騒音等が気になるならきちんと「第一種住居地域」と指定された場所の物件をさがすべきだと思いました。

長い間住む家、そして、もしかしたら一生に一度の買い物です。私たちはローンを組まなかったので住み替えが簡単にできましたが、普通はそうはいかないと思います。周辺環境のことはしつこいくらい調べたり、気になるようなら既に住んでいる方に聞いてみるもの一つの手です。一度はそれを怠り、物件の内覧だけでほぼ決めてしまいましたが、実際は建物のデザインや見た目云々よりも住環境だと思います。インテリアは自分でどうとでもなりますが，騒音は慣れませんから。