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マンションや戸建ての購入を検討していくと耳にすることも多い、「不動産は資産価値を重視すべき」という意見。「資産価値」という言葉は聞いたことがあっても、実際は他人事のように考えている方が多いのではないでしょうか。
- ● 一生住むつもりで自宅を買うので、「資産価値」はあまり気にしていない
- ● 予算も多くないので、資産価値を重視するよりも販売価格が安い方が良い
- ● そもそもお金持ちが関係する話で、我々庶民には関係の無い話
- ● 実際「資産価値」の高い家を買うと、何がどのように良いのか正直よく分からない
- ● 「資産価値」よりも住み心地を重視したい
上記のような意見は、私にも当てはまるという方が多いと思います。
しかし、一部のお金持ちではなく、自分は一般庶民だと考えている方こそ「資産価値」を重視すべき。「資産価値」を重視した住まい選びは、儲け話ではなく、「将来の安心」「万が一の備え」になります。
今回のコラムでは、「資産価値」が「将来の安心」「万が一の備え」に繋がる理由と、「資産価値」のある家を選ぶ方法を詳しく解説していきます。
目次
1.「資産価値」は「将来の安心」「万が一の備え」に繋がる
「資産価値」を重視した住まい選びは、「儲ける・購入時より値上がりする」といった資産を増やすためという考え方が一般に浸透しています。
しかし一方で、「損しない・値下がりしづらい・負債にならない」といったリスクヘッジの考え方も重要であるとご存知でしょうか。
多くの予算を持たず、リスクを取れない大多数の自宅購入検討者こそ、リスクヘッジのために「資産価値」を重視すべきであると我々住まいサーフィンは考えています。
「資産価値」を重視した住まい選びを行うことで、自宅所有が「将来の安心」「万が一の備え」となります。
その具体的な内容について説明していきます。
将来の安心、万が一の備えとは何か?
マンションや一戸建てを購入する際、多くの方は長期居住を選択し、最大35年と長期の住宅ローンを借り入れ、毎月ローン返済を続ける事になります。
しかし長い人生の中においては、長期居住やローン返済が難しくなる、様々なリスクが存在します。
- ● コロナウィルス等の感染症流行による給与減額・解雇等、金銭面の悪化
- ● 海外赴任、転勤、交通事故、離婚、結婚、出産等の環境面の変化
- ● 子供のいじめ、近隣・騒音トラブル等の外的要因
上記はほんの一例ですが、これらはいつ誰にでも起こり得るリスクです。
このようなリスクを考慮に入れ、いつでも売却または貸し出しが出来るマンション・一戸建てを購入することが「将来の安心」「万が一の備え」となります。
「売却・貸し出しが出来る」とは、具体的には下記のような状態を指します。
- ● 自宅の売却代金でローン残債を完済できる
- ● 賃貸に出す場合は、毎月のローン支払い額を上回る額で貸し出せる
このように、ローン残額に対して適正な価格で売却・賃貸が出来る状態を「資産価値」がある家と言います。
もしかすると、自宅購入経験の無い方の中には「売却・貸し出しが出来る」ことは、当たり前だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実際には、自宅の売却額が住宅ローンの残債額を下回ってしまうのは珍しい話ではないのです。
「資産価値」が低い家の場合、売却額がローン残債額を下回り、不足分を預貯金等の自己資金から補填し返済するケースも少なくありません。
想定外のリスクに備え、損をせずに引越しができる家かどうかを見極めるために、「資産価値」という視点が役立ちます。
さらに、「資産価値」を重視し、住み替えできる家を選ぶことは、リスクを回避できるだけではなく、人生の選択肢を大きく広げてくれます。
具体的には、下記のようなポジティブな動機での住み替えも可能になります。
- ● 就職してすぐに家を買い、結婚後に売却益を元手に大きな家に住み替えよう
- ● 交際中に二人で住む家を買い、結婚・出産を機に売却益を元手に大きな家に住み替えよう
- ● 子供が巣立ち夫婦二人になった後、売却益を元手に海外や地方に移住しよう
このように、「資産価値」がある家を選択すると、多くのメリットがあるとご理解いただけたかと思います。次に、では一体どのように「資産価値」の高い家を見つければ良いのか?が課題になるのではないでしょうか。
マンション・一戸建てを購入する際、「資産価値」があるか無いかが分かる住まいサーフィン独自の指標やサービスについてご紹介していきます。
2.住まいサーフィンは、マンション・一戸建ての資産価値が一目で分かる情報サイト
つづいては実際に、マンション・一戸建てを資産価値で選ぶためのポイントを具体的に解説します。
「資産価値」の重要性は理解できたとはいえ、初心者が不動産を目利きするのは難しいもの。
そこで、専門知識不要で「資産価値」が分かる当サイト、住まいサーフィンの無料サービスをご活用ください。
ここからは、購入・売却それぞれの注意点や、住まいサーフィンのサービス内容を詳しくご紹介していきます。
※目的別に下記リンクから遷移できます。
新築マンションを検討している方はこちら
中古マンションを検討している方はこちら
自宅マンションを売却したい方はこちら
新築一戸建てを検討している方はこちら
不動産のプロに相談したい方はこちら
2-1 資産価値が高い新築マンションの選び方
宣伝広告に多額のお金をかけている新築マンションは、中古マンションと比較し高値掴みしやすいので注意が必要です。
新築マンションは住んだ瞬間から中古マンションとなり、売却時には同エリアの中古マンションと同じ土俵で戦うことになります。
しかしその一方で、値上がりしやすい目玉物件が多いのも新築マンション。
今後再開発が進んでいくエリアなど、中古では見つからない立地のマンションは新築で購入するメリットが大きいです。
住まいサーフィンでは、新築マンションをお探しの方向けに、「儲かる確率」と「住戸比較レポート」という2つのサービスを提供しています。
儲かる確率
新築マンションをお探しの方が、資産価値を判断するために役立つのが「儲かる確率」です。
「儲かる確率」は、資産価値が一目で分かる住まいサーフィン独自の指標です。
「儲かる確率」とは?
不動産売買のビッグデータから、"値上がりしたマンションの特徴"を抽出。
販売中のマンションが、過去に値上がりしたマンションの特徴にどの程度当てはまっているかを数値化した指標です。
物件検討の際に「儲かる確率」を確認しておくと、中古マンションとして売却する際にどの程度値上がりするかを予測することができます。
下記は実際に「儲かる確率」を検証した結果です。
※横軸が儲かる確率 縦軸が中古値上がり率
このように、儲かる確率と中古値上がり率は相関関係にあることが分かります。
全件のうち、67%が購入価格を維持または値上がりし、儲かる確率が40%以上のところで中古値上がり率の平均値がプラスとなります。そして、儲かる確率80%以上の物件は10%近くも値上がりする結果となっています。
「儲かる確率」は各物件詳細ページに掲載しています。無料会員限定で確認可能です。
▼「儲かる確率」の確認方法を動画で確認する
住戸比較レポート
マンションの資産価値を確認したところで、次に部屋別の資産価値を見ていきましょう。
新築マンションは、階数・向き・面積など様々な条件のお部屋を一斉に売り出します。
そのため、同じマンションの内でも割安な住戸と割高な住戸が生まれます。
割安住戸は相場よりも安く買えた分値下がりしにくいため、資産価値の高いお部屋と言えます。
「住戸比較レポート」では、販売中のマンションを分析し、各住戸の割安度or割高度を算出。
結果をランキング形式でまとめています。
マンション内のどのお部屋を選ぶか迷っている方におすすめのサービスです!
▼サービス詳細を動画で確認する
続いては、中古マンションの選び方とおすすめサービスをご紹介します。
2- 2 スピード勝負!中古マンションの選び方
条件の良い中古マンションはすぐに売れてしまうため、スピードが勝負。
気に入った物件を即決できる判断力と、条件の良い物件を見逃さないためのリサーチ力が必要です。
住まいサーフィンを活用すると、資産価値の高い中古マンションを効率よく見つけることが可能です。
自宅査定(中古マンション価格査定)
SUUMO等の物件情報サイトに掲載されている中古マンションの条件を入力すると、適正価格(割安、割高か?)が分かります。
資産価値を重視する場合、適正価格以下で購入することが重要です。
割高な場合は価格交渉の余地もありますので、一度確認してみることをおすすめします。
▼自宅査定の使い方を動画で確認
プレミア中古
「プレミア中古」サービスでは、希望条件に当てはまるマンションを、忙しいあなたに代わってお探しします。
サービス利用前には、住まいサーフィンを運営する当社スタイルアクト代表で不動産コンサルタントの沖友人が自ら面談。
ヒアリングした結果をもとに、一人ひとりのライフスタイルに寄り添った物件選びを行います。
▼プレミア中古について動画で確認
続いて、マンションの住み替え・売却時の注意点と住まいサーフィンのサービスをご紹介します。
2- 3 自宅マンションを売却する際の注意点
マンション売却の際は、仲介手数料無料の業者に要注意です。
売り手の手数料が無料の場合、買い手有利に取引が進むことが多いです。そのため、相場よりも安く売られてしまうケースが散見されています。
「3%」の手数料をケチったばかりに数百万の損をしてしまうのは勿体ないです。
住まいサーフィンでは、売却時の適正価格が一目で判断できる機能を提供しています。
仲介業者から提示される査定価格について妥当性を確認できます。
自宅査定(中古マンション価格査定)
所有マンションの条件を入力すると、想定売却価格がその場で分かります。
営業の手口として、本来の相場よりも高めに表示しているサイトも多いですが、住まいサーフィンでは実際の売買データをもとにリアルな数値を表示しています。
今すぐ売るつもりが無くても、自宅がいくらで売れるかを確認しておくことで安心できます。定期的に利用している方も多い人気サービスです。
▼自宅査定の使い方を動画で確認
高値売却支援サービス
自宅査定の結果、売却を進めたい方におすすめなのが「高値売却支援サービス」です。
あなたのマンションのエリアで有利に売却してくれる仲介会社をご紹介。
住まいサーフィンの提案に納得いただき、実際に成約した場合のみ
仲介会社に対して正規の手数料3%のみ発生します。
※当社へのフィーは無料となります
▼サービス詳細を動画で確認する
続いて、新築一戸建てを検討中の方におすすめの機能をご紹介します。
2-4 新築一戸建てで損をしないための注意点
新築一戸建ての場合、マンションより立地の面で劣ることが多く、資産価値も低くなる傾向があります。
そのため、周辺相場と比較し、割高な物件を避けることがより重要になります。
また、一戸建ては「分譲戸建」と「注文戸建」の2つに分けられますが、住まいサーフィンでは「分譲戸建」の購入を推奨しています。
その理由として、「注文戸建」は建物の建築費が高くなるためです。
資産価値を重視して住まい選びを行う場合、建物にお金をかけるよりも立地の良さを優先しましょう。
パーソナル戸建てサービス
住まいサーフィンでは、売出し中の新築一戸建て物件の割安/割高度が分かります。
予め登録いただいた希望条件に合う物件だけを抽出し、相場情報を付加してお届け。
最後に、不動産関連の個人的なお悩みをプロに相談したい方向けに、パーソナルコンサルティングサービスをご紹介します。
2-5不動産のプロに相談したい方へ
物件検討・売却を進めていくなかで生じる迷いや疑問。
不動産のプロに相談したい方におすすめなのが、個別相談サービスです。
不動産のプロに直接悩みを相談したいという会員からの要望にお答えし、一人ひとりの相談にお答えする有料のコンサルティングサービスを提供しています。
よくある無料相談とは異なり、住まいサーフィン代表であり不動産コンサルタントの沖有人が責任をもって直接対応しております。そのため、対応件数が限られており、場合によってはお待ちいただくこともございます。
※お申込みには住まいサーフィンへの無料会員登録が必要となります。
沖サロン
住まいサーフィン代表の沖有人に直接質問ができるサービスです。
質問を事前にいただき、すべてに回答いたします。
▼サービス詳細を動画で確認する
太鼓判サービス
“本当にこの物件でいいのか?”
購入前の不安をプロが払拭し、「間違いないマンション購入」を後押しします。
また、買わない方が良いという場合は、正直にお伝えしています。
▼サービス詳細を動画で確認する
ここまで、住まいサーフィンの各サービスの活用方法をご紹介させていただきました。
各サービスのご利用には無料会員登録が必要となりますので、こちらのボタンより登録をお願いいたします。
3.まとめ
- ● 資産価値を重視した自宅選びを行うことで、購入時の不安を払拭できる
- ● 想定外のリスクに対応できる家を購入しておくと「将来の安心」が手に入る
- ● 住まいサーフィンなら専門知識がなくても物件の資産価値を判断できる
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
住まいサーフィンでは、今回ご紹介したサービスの他にも様々なサービスを提供しています。
自宅購入の基礎知識を習得できる動画講座など、購入検討者に役立つ情報が満載。
サイト上の全てのサービス(対面サービスを除く)が無料で利用できます。
マンション VS 一戸建て どちらを購入すべき?
ここまで、資産価値の重要性について詳しく知っていただきました。しかし、購入検討中の皆様のなかには、「マンションと一戸建てどちらを購入すべきか?」で悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
こちらの記事ではマンションと一戸建て、それぞれの特徴と向いている人/向いていない人を解説しています。解決の一助にぜひご覧ください。
おまけ:住まいサーフィンの歴史
最後に住まいサーフィンがどのようなサイトなのか、もう少し詳しくご紹介いたします。
住まいサーフィンの運営会社※の本業は、不動産会社や投資法人等の企業向けのデータ提供&コンサルティング事業。住まいサーフィンでは、不動産業界向けに提供しているデータを、消費者向けに分かりやすく加工し掲載しています。
※運営:スタイルアクト株式会社
また、代表の“沖有人”は、不動産コンサルタントであり、不動産分野での書籍を多数出版する作家でもあります。2013年出版の書籍では、アベノミクス以降の新築マンション価格高騰を予測し、見事的中させました。
当時、沖の勧めによりマンションを購入した住まいサーフィン会員の中には数千万円の利益を得ている方も多数存在。83%の会員は新築時と同額以上の資産価値を保つマンションを購入できています。(2016年会員アンケート調査結果)
データに裏付けられた市場予測は好評を得ており、2021年現在でも経済メディアへの記事出稿やテレビ出演等を数多く行っています。
1998年開設、20年以上の歴史のある不動産価格情報サイト"住まいサーフィン"をぜひご活用ください!