パークシティLaLa横浜の適正価格とは？鴨居駅の中古マンション相場もご紹介！

最終更新日：2023/06/27

今回のコラムでは、二度竣工したという珍しい背景を持つマンション「パークシティLaLa横浜（パークシティララ横浜）」をご紹介します。

2007年11月に一度目の竣工をしたパークシティLaLa横浜は、4棟のうち1棟に建物の傾きが見つかり、2015年10月にデータ改ざんによる施工不良が発覚、訴訟問題へと発展しました。
当時、テレビで放送されたマンションが傾いている映像を覚えている方も多いのではないでしょうか。

その後、4棟全ての建て替え工事を行い、2021年2月に完成。パークシティLaLa横浜は、新しい建物へと生まれ変わりました。

本記事では、パークシティLaLa横浜の購入を検討している方に向けて、特徴や魅力、周辺中古相場を解説していきます。

１． パークシティLaLa横浜の背景と魅力

パークシティLaLa横浜の資産性を見ていく前に、まずはパークシティLaLa横浜が2021年に再販売された経緯と、その魅力についてご説明します。

本物件が再販売された背景

パークシティLaLa横浜は、JR横浜線「鴨居駅」徒歩11分、総戸数705戸の大規模マンションです。
フォレストコート/ウエストコート/センターコート/サウスコートの4棟で構成されています。
2007年開業のららぽーと横浜との商住複合開発として建設されました。

2007年11月に竣工した物件ですが、2015年に一部棟の施工不良が発覚。「傾きマンション」と、当時は多くのメディアでも報じられています。
結果として、全棟建て替えすることになりました。

建て替えをしている間の約5年間、多くの住民は仮住まいで生活をしていました。
しかし、一部の住民は「売却」することを選んだので、2021年から全247戸が再販売されました。

なお、2023年3月頃には再販売した住戸は完売しています。そのため、今からパークシティLaLa横浜に住むためには、中古で購入するか、賃貸で探すかのどちらかになります。

他のマンションにはない、本物件だけの魅力

建て替えにより、新しく生まれ変わったパークシティLaLa横浜。
2021年当時の他の新築マンションにはない、二度目の竣工だからこそ実現されている魅力をご紹介します。

ゆとりある住戸

建て替えマンションならではの特徴の１つ目が、ゆとりある住戸です。

2021年には、新築マンション市場価格高騰の影響で3LDK・60㎡台がスタンダードとなりつつありました。しかし、パークシティLaLa横浜は住戸面積78㎡台が中心となっています。

2007年当時の設備仕様

建て替えマンションならではの特徴の２つ目が、2007年当時の設備仕様をそのまま採用している点です。

二重床・二重天井・アウトフレーム構造と、居室内を広く使える間取りとなっています。
また、玄関前にアルコーブ※がついている新築マンションは2021年には少なくなっていましたが、パークシティLaLa横浜には玄関ポーチ※がついています。

建設費の高騰している現在、都心も郊外も建築費は同じ額がかかるので、販売価格を押さえたい郊外エリアの物件では設備仕様を削る傾向が顕著になっています。
郊外物件では設備仕様を最小限としたマンションが増えているため、検討中物件を見比べて確認することで専有部のゆとりを感じられるでしょう。

※玄関ポーチ・アルコーブとは？
各住戸の玄関のくぼんだスペース。玄関ポーチには門扉がついており専有スペースとして利用できる。また、防犯性を高める役割も。

東海道新幹線の停車駅より2駅

JR横浜線「鴨居駅」は、新幹線停車駅である「新横浜駅」より2駅の場所に位置します。

普通列車利用の場合、鴨居駅から東京駅は約1時間かかってしまう距離ですが、新幹線を利用すると約30分に短縮。

リモートワークが主でたまに都心に出社するという方におすすめの通勤方法です。
2023年6月現在、新横浜～東京間の新幹線特急料金は片道870円です。

大型商業施設隣接

パークシティLaLa横浜はその名の通り、ららぽーと横浜が隣接しています。
都心部のマンションではありませんが、いつでも気軽にららぽーとを利用できるので、日々の生活や休日の過ごし方に困ることがありません。

住まいサーフィンでは、パークシティLaLa横浜の口コミ評価も掲載中です。
「パークシティLaLa横浜物件詳細ページ」よりご確認ください。

２．パークシティLaLa横浜の資産性

それでは、気になるパークシティLaLa横浜の資産性を見てみましょう。

マンションの購入時は、「いつ・どこに・どんなマンションを買うか？」に関する「7つの法則」を確認することで、マンションの資産性を判断できます。

単価の高いエリア

神奈川県横浜市磯子区磯子台２７（A棟～H棟）、磯子区磯子３－１３（I棟～M棟）
都心立地ではなく郊外であるため、資産性が高い立地とは言えません。

駅からのアクセスがいい

JR横浜線「鴨居駅」徒歩11分
駅まで少し歩きますが、鴨居駅から新横浜駅までは約6分、横浜駅までは約20分で移動できます。

大規模マンション／タワーのランドマーク性

総戸数705戸

駅近立地やタワーマンションではありませんが、エリア一番の大規模マンションです。
商業施設隣接、建て替えによる話題性など、周辺のマンションと比べ目立つ要素は多いでしょう。

適正価格以下で購入する

そして、マンションの資産価値を重視する際に外せないのが、適正価格で購入することです。
相場よりも高値で購入した場合、売却時に損をする可能性が高くなってしまいます。
周辺の中古マンションの相場については後ほどご説明します。

パークシティLaLa横浜は住戸数が多く、階数や広さなどの諸条件が様々であるため、同じ物件内でも住戸により価格は様々です。
マンション価格の高騰が続く現状ですので、適正価格を知り高値掴みを避けることがリスクヘッジとなります。

部屋別の適正価格を知りたい方は、沖式自宅査定で確認ができますので是非お試しください。

沖式自宅査定で適正価格を調べる方法については下記で詳しく説明しております。

中古マンションの販売価格、相場と比べて高い？安い？適正価格を調べる方法とは

2022/6/10

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３．パークシティLaLa横浜の周辺中古マンションの相場

パークシティLaLa横浜周辺の物件について、エリア相場や近隣物件の価格を詳しく確認していきましょう。

そして、鴨居駅周辺で値上がり率の高い中古マンションの「沖式中古時価（適正中古価格）」は下記のようになっています。

※2023年6月27日時点の価格情報となります。
中古時価は市況により変動します。最新の数値を確認したい方は物件名をクリックし、物件詳細ページにてご確認ください。

※一部数値は会員限定公開となります。
（無料会員登録・ログインで数値が表示されます）

４．まとめ

この記事では、パークシティLaLa横浜の魅力や周辺の中古マンション相場について解説しました。

最後に、マンション購入検討時に覚えておいていただきたいポイントです。

今回ご紹介した、パークシティLaLa横浜の施工不良が発覚したケースでは、慰謝料、一時転居の費用や建て替えなど全ての補償を売主である三井不動産が行っています。
もちろん前提として何も起こらないことが一番でありますが、中小規模の売主・施工会社では補償は難しく、泣き寝入りすることになっていた可能性もありました。

そのため、住まいサーフィンでは万が一のときを考えて、しっかりと責任を取ってくれる大手売主のマンションを選ぶことをおすすめしています。

そして、中古マンション購入で損をしないためには、適正価格を知り高値掴みしないことが非常に重要です。

例えば、中古マンション購入検討中の皆さんは、こんな経験はないですか？

住まいサーフィンの各物件詳細ページでは、お部屋毎に価格査定を行っています。

これにより、購入検討しているお部屋の「適正価格」を正確に把握することができます。
物件詳細ページの便利な活用方法は、下記の動画でさらに詳しくご説明しております。

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