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住まいサーフィン編集部

保育園の入園前に準備する物とは?年齢別の持ち物リストをご紹介

2023年09月15日

更新日最終更新日:

保育園への4月入園の合否が出るのは、1月下旬から2月上旬が一般的です。
入園に向けて、持ち物や準備しておくと良いものは何なのかご存じですか?
入園は、お子さんにとってもおうちの人にとっても環境が大きく変わるタイミングとなるので、保育園で使う持ち物は十分な準備をしてあげたいですよね。

また、保育園への入園時期が育休からの仕事復帰と同時期となり、直前準備に慌てないためにも、早いうちから最低限の持ち物を準備をしておきたいという方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、お子さんが保育園に入園する前に準備しておきたい持ち物や、準備がはかどるグッズなどをご紹介します。

この記事の編集者

住まいサーフィン編集部

1998年開設、マンションの適正価格や資産価値を判断するための価格情報サイト「住まいサーフィン」が運営。
お子さんの保育園選びは住まい探しにも関わる重要なポイント。
保育園・幼稚園での勤務歴あり、仕事と育児を両立中のママスタッフが保活に役立つ情報を発信します。

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1.基本的には保育園の方針に従うべし

はじめに、いつから保育園への入園準備を行うか?ですが、保育園の入園説明会後に本格的な準備を始めることをおすすめします。

保育園によって準備するものが異なっており、タオルやカバンのサイズ指定や持ち込み禁止物などが細かく決められている保育園もあります。
あらかじめ購入したり、手作りをしたりしてしまうと無駄になってしまったというケースもあるそうです。
そのため、必要なもののリストをもらってからの方が良いでしょう。

とはいえ直前準備だけでは慌ただしくなってしまいますので、本記事を読んで今のうちに準備する物を把握しておくとスムーズです。

2.保育園での年齢別の持ち物リストを参考にご紹介

全年齢共通の持ち物

服装・エプロンについて

保育園では、登園用の制服やカバンの指定は無く、私服で登園するのが一般的です。

靴については、年齢が上がるとともにお友達が自分で履くのを見よう見まねで自分で靴を履く練習したり、いつの間にか自分で履けるようになっていたりします。
汚れても良く、子どもが自分でも履きやすい靴を選んであげると良いでしょう。
保育園の室内での過ごし方は、年齢が低い子たちは裸足で過ごし、年齢が上がるにつれて上履きを履いて過ごす園が多いようです。

服装について、以下のものは「安全のためなどの理由によりNG」といったルールが設けられている場合もありますので、要注意です。
また下着(肌着)に関しても、ロンパースのものは禁止している園もあります。

  • ● フードやジッパー、ひもやボタンのついた服※1
  • ● スカート(ワンピース)
  • ● タイツなど裸足になりにくいもの
  • ● ロンパース
  • ● 裏起毛のもの※2

※1 フードが付いた洋服や上着は、遊具で遊んだ際に引っかかってしまうことがあるなど、首を絞める恐れがあります。また、ボタンやリボンなどの装飾品は誤飲の危険性があるので、一部の園では禁止されています。
※2 裏起毛のものは熱がこもりやすく、また生地が厚くて動きにくいため禁止されている園があります。

園によっては泥んこ遊びなどのアクティブな活動が多い場合もあるので、毎日2~3セットの着替えを消費するという意見もありました。

上記のことに気を付ければ、しまむらや西松屋、ユニクロなどで汚れても良い洋服が揃えられるので、着替えのセットは早めにたくさん準備しておくことができます。

また着替えを入れるためなどの巾着袋ですが、特に指定がなかったり必要がなかったりする場合もあるので、説明会後に準備すれば良いでしょう。

お食事用エプロンに関しても、一般的な防水エプロンではなく、自分で着脱が簡単にできる手作りのタオルエプロンが必要なケースもあります。
一般的な防水エプロンでも長袖タイプや袖のないタイプなど、園によって指定があるので、保育園見学の時にお昼ご飯の様子を見ることができたら、エプロンの種類を見ておき、準備自体は説明会の後が良いと思います。

食事ごとにエプロンを交換するので、1日最低でも2枚は使います。
洗い替えも含めて数枚準備しておくと良いでしょう。

服装以外の持ち物について

その他の持ち物については、以下のように一覧表にしました。

  • ● 通園用のバッグ(毎朝保育園に持っていくものを入れるため、大きめが良い)
  • ● 着替え(上着やTシャツ・ズボン・下着(肌着)・レギンスなどの着替え一式を3~4組)
  • ● 連絡帳ノート
  • ● 巾着袋(着替えを入れる袋など数種類必要なことも)
  • ● ループ付きのタオル
  • ● タオル(体を拭く用)
  • ● ビニール袋(汚れものを入れたり、おむつの持ち帰りがある場合おむつ入れ)
  • ● 食事用エプロン(タオルエプロン)数枚
  • ● お昼寝用の寝具一式
  • ● 紐付きの帽子(園で購入の場合もある)
  • ● 外遊び用の上着
  • ● 名前シールなど
  • ● 夏場は虫よけシール
  • ● ポンチョ・レインコート、傘、長靴などの雨具

※寝具一式:敷布団、シーツ、タオルケット、バスタオル、掛布団、防水シーツなど。ただしレンタルの場合もあります。

毎日保護者と先生の間でやり取りをする連絡帳ノートですが、これも自分で用意する場合と園で指定のものを使用する場合があります。
保育園生活に欠かせないものになりますので、自分で用意する場合は忘れないようにしましょう。
なお、アプリ等でやり取りしているところは用意しなくて大丈夫です。

そして、保育園では保育時間が長いためお昼寝の時間が設けられています。
そのため、お昼寝時間用の寝具一式が必要になります。

保育園でレンタルし、シーツや布団カバーのみ購入し、名前を付け、タオルケットのみ自身で準備する場合もあります。
布団カバーを準備することを知らず慌てたという意見もありましたので、事前に目星だけつけておき、必要な場合にすぐ用意できるようにしておくと安心です。
パジャマも用意する園と私服のままお昼寝する園があるので、確認してからにしましょう。

0歳児~1歳児

0~1歳児の場合、おむつは欠かせないアイテムです。
一般的には保育園へ持参するおむつの一つ一つに記名をする必要がありますが、毎日の消耗品であるおむつに名前を書くのは大変です。
そのため、おむつに押す用のスタンプを用意しておくことをおすすめします。
おむつについては下記の記事でも詳しく解説しています。

保育園や幼稚園では、おむつの持ち帰りルールはどうなっているの?

2022/12/12

保育園や幼稚園での使用済みおむつ持ち帰りのルールについて解説します。

0歳児はミルクまたは母乳を飲みます。
母乳を預かってくれる園であれば、母乳を持って行き、園で保存してもらえるので、保存袋があるといいでしょう。

また、0歳児は保育園に備え付けのベッドで過ごすことになりますので、ベッドに敷くシーツの用意が必要です。
保育園で用意されたシーツを購入する場合もありますので、説明会で確認するようにしましょう。

  • ● おむつ(おむつスタンプ、水遊びする場合は水遊び用おむつ)
  • ● おしりふき
  • ● 口拭きタオル
  • ● 哺乳瓶、粉ミルク(園で用意してくれる場合もある)
  • ● スタイ
  • ● 沐浴用タオル、ガーゼ
  • ● ベッドに敷くシーツ

1歳児~2歳児

1~2歳ごろになると歯磨きの時間が設けられるので、歯ブラシとコップの用意が必要になります。

また、歩行ができるようになると上履きを履く練習も始まります。
避難訓練の際に上履きを履いて外に出る園もあり、また、外部施設などへ見学に行く際にも上履きが必要です。
保育園で指定されることもありますので、説明会後に購入しましょう。

  • ● 歯ブラシ・コップ
  • ● 上履き
  • ● 進みが早い子であれば、トレーニングパンツ、布パンツ

3歳児

3歳以降は園内で上履きを履く園が多いので、常時必要になります。

また、外にお散歩に行く機会も増えますので、リュックサックや水筒の準備があると良いでしょう。

  • ● 通園バックやリュックサック
  • ● 水筒(肩掛けのひも付き)
  • ● トレーニングパンツや布のパンツのストック

3.持ち物には記名用の名前シールや名前スタンプを用意しておくとよい

保育園に持参する持ち物は全て、分かりやすく記名を行います。
朝着ていく洋服全てにも記名が必要で、両足分の靴下にも忘れず書くようにしましょう。

なぜ名前を書くことが必要なのかというと、保育園に持って行くものは、意外とお友達と同じものだったり、似ていたりすることが多いからです。
名前がないと持ち主のところになかなか返されず、先生も持ち主を探すのが大変になってしまいます。

おむつやビニール袋などの消耗品まですべての持ち物への記名を行うため、効率よく名前書きをするためのスタンプやワッペン、名前シールの準備をすることをおすすめします。

また、コップや歯ブラシは防水シール、洗濯でにじみやすい洋服には布用シールやボールペンを使用するなど、数種類の名前書きグッズの用意が必要です。

効率良くおむつにスタンプを押す方法などについては、ネットやSNSに載っているので、全国のパパママはどのような工夫をしているのか見てみるのも良いかもしれません。

4.大抵の持ち物は100均で揃うのでまずは100均をチェック!

保育園準備におすすめなのが100円ショップです。
保育園で使うものには消耗品も多いので、まずは100円ショップを覗いてみると良いでしょう。

具体的には、子ども用のプラスチックコップ、コップを入れる巾着袋、食事用エプロン(防水のもの)、名前付け用の布に押せるスタンプインク、アイロンシール、防水シールなどの品揃えが良いのでおすすめです。
(おむつの持ち帰りがある場合)おむつを入れたり、汚れものを入れたりするビニール袋も多く取り扱っています。

まずは100円ショップで揃えられるものがないかを確認してから、準備を進めていくと良いでしょう。

5.手作り指定されても大丈夫!ハンドメイドショップで依頼できる

保育園によっては手提げ袋や巾着袋、シーツ、タオルエプロンを準備するものとし、手作りするように指定されることがあります。
また、サイズによっては既製品では対応できず、手作りしなければならない場合も。

裁縫が苦手な方や作成に時間が取れない方は、ハンドメイドショップを活用するのがおすすめです。
楽天ラクマやminne、メルカリなどでハンドメイドグッズのオーダーを受け付けているショップが多くありますよ。

例えば、手提げ袋はピンキリではありますが、メルカリや楽天ラクマでは安くて1000円前後で販売されていました。
オーダーとなると2000円前後というイメージです。

ハンドメイドではなく、楽天やAmazonで手提げ袋を見てみたところ、こちらもピンキリですが安くてざっと1500円前後で既製品のみということが分かりました。
オーダーなどしない場合は、ハンドメイドショップと比べるとネット販売の方が高く、ハンドメイドショップの方が安く手に入ることが分かります。

ハンドメイドショップはご自身で手作りするよりも費用はかかりますが、育児だけでも忙しいのにさらに仕事や家事との両立が必要なおうちの人にとっては、強い味方ですね。
しかし逆にハンドメイドは少し抵抗があるという方は、ネット販売の利用をおすすめします。

いろいろなものを駆使して使い、無理なく準備を進めてくださいね。

6.離乳食についても入園前に準備をしよう

保育園の説明会や面談と一緒に、離乳食を食べている子たちは栄養士さんとの面談があります。
この面談では、おうちで離乳食がどのくらい進んでいるのか(ご飯の緩さや手づかみしているかなど)、どの食べ物を食べたことがあるか、アレルギーはあるかなどの聞き取りがされます。

保育園からは初期・中期・後期それぞれの食べものリストが渡されるでしょう。
そのリストに合わせて保育園の給食は出てくるので、給食が始まる前に食べたことがないものは食べさせておき、アレルギーが出ないか確認しておきましょう。
子どもの命にかかわることなので、必ず行ってくださいね。

また、離乳食をなかなか食べないという相談や離乳食の段階の進みが遅いといった相談もきっと聞いてもらえます。
不安がある場合はたくさん相談をして、入園前に不安を取り除いておきましょう。

保育園にはプロの先生が揃っています。
入園前はあまり離乳食を食べなくても、お友達を見て一緒に食べるようになる、先生があげることで食べるなど環境によっても変わります。
保育園に甘えてしまうのも一つの手ですね。

7.保育園以外のサポート体制を確認しておく

保育園入園後は保育園の洗礼を受ける方がほとんどです。
保育園の洗礼とは、入園1年目のお子さんが風邪や病気に次々とかかってしまうことを言います。
子どもは免疫力が弱く、初めての集団生活の中で様々なウイルスに感染しますが、それを繰り返すことで免疫力は強くなっていきます。

最初の1年間は特に、おうちの人は仕事に復帰しても、子どもの体調不良で仕事を休むことや早退が多いとよく聞きます。
事前に職場にも伝えておき、休暇取得や早退がスムーズにできるようにしておくと安心ですね。

仕事中に保育園から連絡があった場合、誰が迎えに行くのか、かかりつけ医の確認なども家庭内でも共有しておくと良いでしょう。
祖父母に頼む場合は、入園時に保育園に伝えておくか、写真を提出するか、祖父母と一緒に保育園に行って顔を見せておくか、どれかが必要となるでしょう。
お迎えについては説明会などでも話があるので、しっかり確認しておきましょう。

そして保育園の共同生活では避けられない子どもの体調不良ですが、体温が保育園の基準を超えてしまうと、保育園では預かってもらえません。
そのため、フルタイム勤務の共働き家庭の方は、お住まいの自治体のサポート体制を事前に確認しておくことをおすすめします。

  • ● 病児・病後児保育の申し込み方法
  • ● ファミリー・サポート・センターの利用
  • ● ベビーシッターの検討、登録

これらを検討しておいたり、登録しておいたりすると、いざというときに助けてもらえるでしょう。
登録をすると、年会費や月額の費用がかかるものがあるので、登録前に調べておく必要があります。

また、子どもが風邪や病気になった際は大人にもうつることがあるので、大人は大丈夫と思わず、同じスプーンやコップを使わないなど十分に気を付けて、自分の身を守ってくださいね。

また、準備しておくと良いものも簡単にご紹介します。
自宅用に「電動鼻水吸引機」という鼻水を自動で吸ってくれる簡易的な機械があります。
鼻水が続くと中耳炎になりかねません。
風邪をひいてひどくなる前に、こまめに鼻水を吸っておけば長引くことや悪化も抑えられるかもしれません。
ご家庭に1つ用意することをおすすめします。

8.まとめ

保育園の入園に向けて持ち物や準備しておくと良いことなど解説しましたが、いかがでしたか?

手作りするものやオーダーでの注文が必要な場合には、時間がかかります。
保育園が始まってからではバタバタとしてしまい、忘れてしまうこともあるので、なるべく時間があるときに準備しておきましょう。

最初に揃っていないものがあると、不安ななか通っている子どもがもっと不安な気持ちになってしまいます。
準備は大変ですが、子どもが使うことを考え、楽しみながら準備できると良いですね。

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