
2020年6月 人気マンションランキングTOP10
2020年6月に住まいサーフィンでアクセス数の多かった分譲マンションを公表する。
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首位は、注目の湾岸駅近物件「ブランズタワー豊洲」!
コロナ禍で冷え込んでいた消費マインドも復調のきざしが見えてきた6月。新築マンション検索数も増え、購入希望者もより積極的にマンション探しに乗り出したようだ。そうした中、2位以下を大きく引き離す形で1位となったのが、「ブランズタワー豊洲」だった。昨年の10月に分譲を開始、その後政府の緊急事態宣言に伴い一時休業していたが、現在は営業活動が再開され、第2期3次の販売に入っている。
「ブランズタワー豊洲」は、東京メトロ有楽町線「豊洲」に建つ総戸数1152戸の商住複合開発のタワーマンション。その抜群の立地から注目度は高い。駅から徒歩4分という近さに加え、多くの生活利便施設が徒歩5分圏内に揃っている。大型ショッピングセンターの「アーバンドック ららぽーと豊洲」へ徒歩5分、水辺の公園「豊洲公園」へ徒歩2分、「江東区立豊洲西小学校」へ徒歩4分、「昭和大学江東豊洲病院」へ徒歩5分などである。
都心アクセスも良好で、東京メトロ有楽町線を利用すれば、「銀座一丁目」まで6分、「有楽町」まで7分となっている。また、2022年に運行がスタートする予定のバス高速輸送システム(BRT)を利用すれば、「新橋」、「虎ノ門」にバスでのダイレクトアクセスが可能となる。
豊洲駅周辺は2000年に入ってから開発が始まり、駅周辺の土地はすでにマンションや商業施設が立ち並んでいる。「ブランズタワー豊洲」は最後の駅近マンションとなる可能性が高く、そうした見立てが人気に拍車をかけている。
話題の大型ショッピングセンターが併設する「シティタワーズ東京ベイ」
4位にランクインしたのは、東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅から徒歩4分にある「シティタワーズ東京ベイ」。2019年7月にすでに竣工済みで、3棟のトリプルタワーを有する商住複合開発の物件だ。「シティタワーズ東京ベイ」が特に6月注目されたのは、敷地内に建てられた大型ショッピングセンター「有明ガーデン」が同月にオープンしたためだろう。
その規模は東京湾岸エリア最大級で、店舗数は200を超える。新型コロナウイルス感染拡大の影響でオープンが遅れたが、店舗は6月から順次オープンしている。スーパーマーケットの「イオンスタイル」をはじめ、人気のベーカリーショップや雑貨店など生活に必要な店舗も多く入居する。また、ショッピングセンターのほかに、天然温泉を有する24時間営業のスパ、ホテル、劇場などが建設されている。湾岸エリアでは、豊洲や勝どきと比べて利便性に劣ると言われ、比較的マイナーであった有明だが、この大型商業施設の登場でがぜん注目度が上がった。
6月は湾岸の商住複合開発の大型マンションが3つランクインした。特に1位の「ブランズタワー豊洲」は6位からジャンプアップ、4位の「シティタワーズ東京ベイ」は9位から順位を上げた。今後の注目は、7位の「パークタワー勝どきミッド/サウス」だろう。現在延期されているモデルルームも近くオープン予定。その価格とともに注目が集まる。